るわぶろぐ

80年代後半生まれ。自由で穏やかな暮らしをしたくて資産形成に取り組むブログ。

最低賃金でも何とかなる家計を構築したい

こんにちは。

サラリーマンの辛いところは、給与がないと生きていけないことですね。それなりの給与をもらっている人だとしても、会社に何かがあって給与が出なくなったとしたら、一気に貧困層へと転落の危険があります。

 

給料の額はもちろん人によって違いますが、とりあえず最低ラインについては、最低賃金制度というもので公的に決められています。

最低賃金制度とは、最低賃金法に基づき国が賃金の最低額を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度です。厚生労働省ウェブサイトより抜粋)

 

理屈上、働きさえすれば、とりあえず最低賃金は受け取ることができるというシステムになっています。

つまり、最低賃金でも成り立つような暮らしをしている限りは、とりあえずは何とかなるといえるでしょう。

 

厚生労働省ウェブサイトから、平成30年度の首都圏の最低賃金額を持ってきました。

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計算の簡略化のために、おおよそ900円と考えましょうか。

労働時間は1日8時間、月に20日労働するとします。

すると、一ヶ月に最低限受け取れる給与は、900×8(時間)×20(日)=144,000円となります。

これはあくまで額面なので、税金や社会保険料が差し引かれます。

これまた簡略化のために、額面の8割を可処分所得ということにしましょう。

144,000円×80(%)=115,200円

非常にざっくりした計算ですが、月々の出費を12万円程度に抑えられるなら、とりあえず首都圏では生きていけるといっていいでしょう。

私の場合は結婚していて、ダブルインカムの家計です。なので、二人ともフルタイムで働く前提であれば、月に23万円くらいの出費に抑えることでほぼ確実に暮らしは成り立ちます。

ちなみに私の実際のところはどうなんだといえば、残念ながらこの水準は超えてしまっています。趣味や娯楽関係は仕方ないですが、せめて基本的な生活費だけでもこの金額を下回るようにしたいですね。今後の目標です。

 

おそらく、実際に最低賃金水準の人ってそこまでいないと思うんですよ。資産形成に興味があるような人ならなおのこと。けど、それ以上に稼げているのであれば、上回る分は貯金や投資に回せばいいんですよ。なにも稼いだ金額をすべて使う必要なんてありません。

低コストで生活できるような家計を構築しておけば、リタイア時期を早めることにも繋がります。最終的に、投資した資産が最低賃金に相当する金額を生み出してくれるようになれば、もはや自由といえるでしょう。

私自身も、いつかそうなるときが来ればいいんですが。