るわぶろぐ

80年代後半生まれ。自由で穏やかな暮らしをしたくて資産形成に取り組むブログ。

明日の自民党税制調査会は「老後に備える資産形成努力を支援する諸制度」について議論の見込み。注目ですね。

こんばんは。

 

今後の税制をどのように見直すか話し合われる「税制調査会」というものがあります。

そして、自民党政権下では、政府内に設置されているものと、与党内に設置されているもの、2種類の税制調査会が並行して活動しているのです。

 

そのうち、政府の税制調査会は中長期的な課題について話し合われるもの、与党の税制調査会は毎年度の税制改正について話し合われるものという使い分けがされています。

 

率直に言ってしまえば、政府に設置されている税制調査会より、与党に設置されている税制調査会の方が断然影響力が大きいといえます。

 

そんな自民党税制調査会ですが、明日には個人所得課税関係に関して、特に「老後に備える資産形成努力を支援する諸制度」を議題として議論が行われる模様です。

NISAや確定拠出年金といった諸制度についての話し合いが行われることが予想されます。

 

これらの内容が来年度改正に出てくるかどうかは分かりませんが、老後に向けた資産形成について、自民党が重視していることは間違いないといえます。

 

現在の制度は、ないよりはありがたい制度ではあります。しかし、諸外国と比較して十分なものとは言い切れません。ますます使いやすい制度が実現することを期待しつつ、議論の流れを眺めようと思っています。

 

個人的な希望としては、本家である英国のISA並みの制度が出来てくれればいいなーと思いますね。

投資枠の再利用可能や恒久化くらいは期待したいところです。

 

【11/27 19:45 追記】

28日へと、開催が一日後ずれしたようです。おそらく出入国管理法改正案の審議で国会が荒れたからでしょう。

いずれにせよ来月中旬には改正項目が出揃います。