先進国株式でも全世界株式でもそう大きな違いはないので自分が投資して心地良い方を選べばいいんでないかな。
こんばんは。
珍しく今日は2回更新しようかと考えました。
今年の10月31日にeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が設定されてから、積み立てるファンドをそちらに切り替えました。
ちなみに、それまで積み立てていたファンドは同シリーズの先進国株式です。
先進国株式には日本と新興国が含まれていませんでしたので、積み立てるファンドを切り替えたことによって投資先の国は22カ国から47カ国に増えたことになります。
参考として、採用されている国の一覧をMSCIのウェブサイトから引っ張ってきました。
(出所:ACWI - MSCI)
さて、ではその結果、パフォーマンスはどれだけ変わってくるのかが気になるところです。
新興国がたくさん入ってきた分、リスクとリターンが両方おおきくなりそうな気もしますが…。
これまたMSCIの資料から画像を引っ張ります。
見ていただけると分かりますが、先進国株式(MSCI World)と、全世界株式(MSCI ACWI)を比較すると、ほとんど誤差程度の違いしかありません。(このチャートでは先進国株式は日本を含んでいるので注意)
時期によって若干差はありますが、正直今のところはどちらを選んだとしても結果に大差はなかったと言えます。
では、なんで私は全世界株式に切り替えたのかというと、一本だけ株式に投資するインデックスファンドを持ち続けるにあたっては、このファンドが最も納得して持ち続けられそうに思ったからです。つまり、精神的な効用を重視しました。
これから先のことは分からないですし、結果として先進国株式の方が高パフォーマンスになる可能性も大いにあると思います。米国だけに絞っておくほうが良い結果である可能性もあると思います。
ですが、どのような結果になるとしても、おそらく私自身が最も納得することができるのは、全世界株式に投資することだと思っています。
今までの日本を除く全世界株式はちょっと中途半端な気がしてましたし、楽天VTには魅力を感じていたんですが、米国ETFだと税制的に若干不利なんですよね。
なので、課税上の問題がない国内投信として全世界株式に投資できるようになった以上切り替えることにしました。
数十年保有するファンドなので、自分自身が納得して持てるという心理的な要素もそれなりに大切だと考えています。
今日はとりとめのない話でした。