るわぶろぐ

80年代後半生まれ。自由で穏やかな暮らしをしたくて資産形成に取り組むブログ。

貸株はそれなりにリスクがあると思う

非上場のインデックスファンドではなく、ETFを選ぶメリットの一つに、貸株で金利収入も狙えることがあると思います。

僕が今持っているMAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)を楽天証券で買う場合は、2020/02/02時点で0.20%の金利が付きます。

これだけで信託報酬(0.0858%)を上回ることになるので、お金をもらいながら運用することができるわけですよね。

とはいえ、デメリットが一切ないかというと、そんなことはなく、結構リスクは取る必要があるわけです。

 

f:id:ruwa8967:20200202224137p:plain

楽天証券サイトより貸株のリスク等(抜粋)

 

上の画像は楽天証券のサイトから抜粋したものですが、株を貸して、仮に貸した先の証券会社が破綻した場合、分別保管もされていないし、投資者保護基金の保護対象にもならないわけですね。

つまり、運が悪ければ全部吹っ飛ぶ可能性があるということです。

現時点では、僕の資産全体のうち、貸株の対象になるETFは大した金額ではないので、仮に全部吹っ飛んでも、人生に影響が出るほどではありません(相当悔しいでしょうけどね)。

そのぶん、貰える金額も大したことはないわけで、雲行きが怪しくなってきたら躊躇なくやめようと思っています(そんなタイミングよく判断できるのかという問題はありますが)。

いろいろな記事とか読んでいると、あたかも貸株がノーリスクであるかのような主張なんかもありますが、小銭を稼ぐためにテールリスクで吹っ飛ぶことを許容すべきか、よく考えたほうがいいかもしれませんね。